« 息子1歳5か月 | トップページ | 6人の園児による発表会 »

2017年2月12日 (日)

やりがいゼロのソフト評価(2)

160810ソフト評価業務の急速な環境悪化。今回は外部要因を含めて考察します。

ソフトは仕様作成から設計・実装・設計検証まで開発主導の工程で行われ、検査部署での評価となります。これらがうまく機能して初めて販売可能なソフトが出来上がります。

もちろん、すべての工程がうまく機能するとは限りません。実装段階になって仕様不備が見つかることもあるでしょう。逆に仕様の完成度が高いけど、実装のレベルが低く不具合収束に時間がかかることもあるでしょう。

しかし今回はどれもが醜いレベルでした。ソフトの外注化の流れの中で、詳細仕様作成や実装について正社員が十分把握しないまま進んでしまい、納期が迫る中で是正の機会も逸してしまったのです。つまり、未決定仕様や仕様不備を抱えたままなので後で手戻りが多数発生。設計方法について丸投げに近い状態だったため、使用するツールの応答速度が著しく悪いのに見極める機会もなく進められて後戻りができない状態に陥る。実装もお任せなので仕様不備と相まって完成度が低くなりバグだらけ。そして販売用デモ版リリースに追われ、機能実装がさらに遅れるという展開に。

ここまでなら、まだ仕方ないんですよ。挑戦して失敗することもあるでしょうし、目論見通りに事が進むとは限りません。

ところがここから先が醜態を極めてしまいました。未実装が多数残存しているにもかかわらず、表向きは終わったかのように装う開発側の偽装工作。現実味のない無理な挽回策と日程を立てる。その非現実的な日程に従って各部署から何人も集まって出荷準備のために種々の会議に時間を費やす。当然その日程は無理なのでさらに無理のかかった非現実的な日程に見直され、目途の立たない出荷の調整会議に再び時間を使う。会議のほとんどはモノになることがない無駄業務。はっきり言ってアホアホな展開です。

あまりに見るに見かねて1回部長を通し開発部長にデモ動作を交えて状況を説明して日程見直しを促しました。これはラストチャンスで、こういう形で屈辱的な差し戻しをされたら、開発側はさすがに重く受け止めて十分検証するのではという期待から起こした行動でした。しかし、見直し計画すらチェックポイントが甘々で、現実味のあるものとは言えませんでした。ということはアホアホは担当者個人や上長の資質によるものではなく、組織ぐるみの疑いが浮上。この時点で私のソフト評価者としてのキャリア継続は困難という考えに傾いてきました。次回に続きます。

|

« 息子1歳5か月 | トップページ | 6人の園児による発表会 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/149157/64881617

この記事へのトラックバック一覧です: やりがいゼロのソフト評価(2):

« 息子1歳5か月 | トップページ | 6人の園児による発表会 »