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2017年7月30日 (日)

AIと人間のすみ分け

170704将棋、囲碁とコンピューターが人間に勝利し、世の中にはAIが流行とされ、深層学習とビッグデータの活用が相まって、人間にとって脅威でありチャンスでもあります。

会社経営も同様で、こうした外部環境の変化に対応して発展につなげられるか、波にのまれて衰退するかの狭間ともいえましょう。

ただ、ヤフーの安宅さんの記事にありますように、AIは目標や問題を設定してくれることはなく、他にも人間しか持ちえない問題解決の基礎能力は多く、人間の仕事を完全に置き換えることは当面不可能という見方が多いです。だからこそ、人間が行う仕事の価値は何か、またAIを活用した方が良い仕事は何かをうまくすみ分けることも必要と思われます。

…とまあ、堅苦しい話はこのぐらいにして、ちょっと裏話をします。先日会社のプロセス改善発表大会があり、推進委員の私としては昨年に続き完全脇役で、タイムキーパーとしてプレゼン中に時間が来たことを表すベルを鳴らす役と、表彰式で表彰状を手渡す役をしたときのことです。(なお、私の取り組んでいたテーマは私のソフト評価キャリア途絶とともに中止しました。)

大会の後になって、事務局の方から社内閲覧用の記事を書いてほしいと頼まれました。

それで、事業部長の講評を入れようと思ったのですが、途中まではメモを取っていたものの途中で審査結果が来てからは表彰状を作る作業が発生し、最後の方、まさしくAIの部分を一部聞き逃してしまい再現困難。AIの部分は講評の締めで話されたため重要メッセージがあるのではないか、これを避けて記事を書いたら失礼になるのではないかと考え、その部分を聞いていたであろう他の方からインプットいただきたいと事務局に正直にお伝えしました。事務局は他の関係者にいろいろ聞いてくれましたが、内容を十分再現できる人はだれもおらず、事務局が「失礼ながら…」と事業部長に確認をとるメールをしました。
ところが、「録音も取っておらず…」などと聞き方が悪いこともあったのでしょう、返事は「心にも残らぬ話をしてしまったようで、後付けのコメントはご容赦願います」と怒りに満ちたものでありました。
さらには「来年以降の講評もご容赦願います」と聞かなければよかった結果に。苦言を呈するのはやむを得ないにしても、少々へそを曲げた大人げないとも思われるこの反応には事務局側も応戦、「それでは来年以降は審査員コメントに置き換えますが、このまま掲載してよいでしょうか」とAIの話が抜けた講評文案を提示したところ、なんとか講評の再現だけはいただけたといった具合です。
それで、この記事の前段の話をご紹介しました。
思うところはいろいろとあるんですが、「こんなことになるんだったら、最初から聞きもせずに適当に記事を書いておけばよかった(多少不満はあっても文句までは出ない記事を書けたでしょうに)。正直に聞いて馬鹿な結果になった。」と後悔するばかりであります。
私自身、キャリアデザインが崩壊した中で、社会人として恥ずかしくない仕事だけはしようと、それだけがモチベーションですので、事態を打開しようという気持ちは毛頭ありませんし、それをしたところで裏目に出るリスクも普通に高いでしょう。
まあ、言っちゃなんですけど、プロセス改善活動はこの2年で活動チームが激減し、来年から参加部門がさらに一部抜けていきますので今回のことがなくても風前の灯火同然なのです。
もちろん私自身プロセス改善活動の再開予定は当面ありません。
 
もう一つは、読んでお分かりの通り、AIのくだりは講評と言うよりかは一般論ですね。何が問題かを定義し解決を推進していく部分はAIにはまだ不可能なことで人間の真価を発揮するところであり、プロセス改善活動として有意義でもあるということです。ただ、この部分を聞いて直接次のアクションにつなげる要素がないので、(失礼ついでになりますが)仮に聞けていたとしてもメモは取らなかったかもしれませんね。記事にする役目を最初から聞いていれば、当然それは差し置きメモも録音も取ったでしょうけど。
さらについでに言えば、講評と名がつくからには、プロセス改善としてあるべきプロセスの観点でどうだったか話されることが期待されるわけです。それから考えると、2年前から極めて経営的目線でのコメントが多くなっており、現場認識との乖離を生んでしまっている部分も無きにしも非ずです。この問題はおそらくうちの会社の問題の根源、イコール私のソフト評価のキャリア途絶の決め手となった原因に共通するものがあるのではと私は考えています。

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